SL 走れクラウス号!2001人計画



◆ 修復保存工事の内容と方法など ◆

  1. 将来的には動態保存をめざすが、、当面静態保存として行う。
  2. 全面の塗装とともに錆や汚れもけずり落として修復し、製造時に近い塗装を行って仕上げる。天井部分など腐食が進んだ鉄板の取り換えを行うが、文化財としての価値を損なわないために最小限に留める。運転台の部品交換や復元などは基本的に行わない。
  3. 修復工事は北九州にあるJR関係の専門企業に委託して行う。
  4. 北九州の工場に機関車を移して修復を行うため、輸送実績を持つ専門業者に委託する。
  5. 修復後は観光客が見学しやすい場所に展示することを検討する。
  6. 貴重な産業文化財としてのクラウス号を顕彰し、スポンサー会員の名簿、決算報告書等を作成し、出来ればタイムカプセルの中で永く保存する。

◆ 保存修復工事の費用 ◆

 専門業者に保存修復工事に関する経費の見積を依頼した結果、輸送費・覆屋解体撤去・完成後の基礎工事なども含めて合計5,710,000円(消費税抜き)の金額が示されました。ほかにも新たな覆屋や展示解説などの施設も必要であり、宇佐の新たな観光資源とするためには10,000,000円以上の資金が必要と考えられます。2001年の幕開け、2001人×5,000円の募金を計画しました。

◆ 10形式SL(26号)の概要 ◆

製造番号 : 第2550号
規  模  : 長さ7.509m  幅2.546m  高さ3.616m
重  量  : (運転準備時) 23.36トン  (空車) 18.16トン
水槽容積 : 1.76立方メートル

<略  歴>
明治24(1891)年|ドイツ ミュンヘン市のクラウス工場で製造される。

明治27(1894)年|九州鉄道株式会社が購入。博多・久留米間で使用される。

明治40(1907)年|鉄道国有法により国有となり、鳥栖機関区所属となる。

昭和23(1948)年|国鉄から大分交通株式会社(宇佐参宮線)へ譲渡される。

昭和40(1965)年|8月21日大分交通宇佐参宮線廃止とともに廃車となり、
            宇佐町へ寄贈される。

昭和41(1966)年|日本国有鉄道西部支社が準鉄道記念物に指定する。

昭和48(1973)年|宇佐市教育委員会が有形民俗文化財に指定する。


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